1983年10月生まれ。音響関係の専門に行き、ロック史、ワールドミュージックなどの授業で音楽とそのルーツにときめく。が、横文字がダメな為、レディへを買いに行って名前が思い出せずシュガーレイを買った苦い過去もある。最近はオススメやイベント通いのおかげで洋邦共に強くなる。siestaのスタッフ兼VJ、みどろっくのDJ兼裏方。
なんだかんだと選んだら、クラブチューンがほとんど。(自分がかけるというのもあるけど) そして大好きな音楽好きのお兄さんから頂いたオリジナルコンピCDより5曲。 (ジャケも凝ってます)洋楽に本格的に惚れ込んで、クラブに通い始めるきっかけのコンピだったので、原点ということなんでしょうか。頂いたのは2003年なのですが音楽は古びないですね。
■ SHELLEY/DANCE HALL CRASHERS(1995)
ランシドの前身バンドの人がサブで始めたバンドだとか、スカコアバンドだなんて知ったのは今で、そんな事は抜きにして女性ボーカルでPOPなのが好物なんです。ツインボーカルなのもまた良し。確かにスチャスチャいってるんですがね。
有名なのはcrashの方なのですが、POPさでいったらこっちの方が。80'sで女性ボーカルでPOPといったらあとはブロンディとかでしょうか。これまたクラブでおなじみの。しかもちょっとした振りが定着してるところもあるとか。
2003年に惜しくも解散してしまったバンドから1曲。まだPOPとROCK色が強かったころ。3rdあたりから、音はピコピコいわせてしまうが、所々にROCK色は健在。彼らのアー写でブロンディのジャケのパロディっぽいのも。遊び心は音楽にとどまらず。
■ BRAKE AWAY/TRICEY ULLMAN(1983)
これまた女性ボーカルでPOP。ばりばり80'sな癖に、今でも平気な顔してイベントでよく流れてます。80's好きとしては”もっと他にもいい曲あるんですよ!”っていいたくもなるんですが、それはまた今度ということで。生まれた年の曲が大好きって、凄いなと思わされます。これもクラブで定着してる振りがあるとかないとか。
POP攻めしてましたが、ほわっと暖かくなるようなゆるく甘い音で。現在この音を聴くのは難しいですが(ホーン隊全員脱退してますので)この声は健在なのでよければ新旧問わず是非。日本語の歌詞のいい所は、景色が浮かぶ所。映像が出てくる所。
「柊の葉に気を取られるからうまく踊れないのさ おかしいかい 」
このフレーズだけで冬が目に浮かぶ。
甘い声の後に甘いメロディ。何故かぐっと切なくなるのです。Van Sheが好きなのはもちろんで、あえてこの選曲。ここ最近の一番ヒット。
ぐっと切なったところでさらに切なく。初期の頃なので、今に比べると全てが若い感があります。声も甘ったるい。今のライブでは滅多にお目見えできませんが、稀にアンコールでやる時のイントロベースラインはドキッとします。
女性ボーカルPOPに戻りまして、相変わらずの80'sクラブチューン。似たのばっかり集めてしまったなーなんて思いますが、文句なしに明るくて HAPPYになれる女の子の声が好きだって事をここで気づかされました。アーティスト名にDARLINGが入ってるのは偶然。いや、必然?
ロンロンクルー+ヨシノモモコのバンド。双方ともに、ワタシは知らないんですが。これも女の子の元気さとPOPさが好き。2曲目に紹介してる、 THE PRIMITIVESのSECRETなんかもカヴァー。I Wanna Be Your GirlfriendなんていってThe RubinoosのI Wanna Be Your Boyfriendもカヴァー。ここでも遊び心かな。 (追:ロンロンクルーもThe Barracudasのカヴァーとかやってるみたいです。)
今年3月に解散してしまったsyrup16gより1曲。(ほぼ)最初から最後まで見届けた現在唯一のバンド。歌詞を書いているvo五十嵐の自虐的な歌詞は一部で有名で、それが落ち着いたように思えた1曲。バンドが解散する瞬間を3度(ミッシェル、プリ、シロップ)見たが、崩れるほどだったのは後にも先にも彼らだけかもしれない。
愛しかないとか思っちゃうヤバい 抱きしめてると死んでもいいやって それじゃ嘘つきか
予想以上に情報がなくて(この1曲しか知らないアーティスト4割)、調べても意外と情報のない人達が多かったり。でも上げた2、3曲は結構クラブチューンなんですよね。要は、パーティー(現場)に流れる音楽は知識なんて必要なくて、体が反応するかしないか。何か知りたきゃDJや誰かに聞いてみる。そんな些細な事で人は繋がるんぢゃないかなと。音楽によって繋がる10人+1人+αになれる夜になればよいなと。α+αでDJ陣の関係ない所でも繋がりもあったらこれ幸い。それでは12/6の夜中に。